想の操体法
こんばんは!王子堂の王子真史です。
先週の土曜日に日帰りで仙台まで研修に行ってまいりました。
そこでまたたくさんの大きな学びがありました。
その中で今回は「想の操体法」のお話。
実際に仙台の今治療院に来られていた患者様のお話で、
首の痛みに対して、動きの操体法で随分と改善はしたものの、最後にどうしても残る痛みがあり、そこで先生は、患者さんの鎖骨の下の胸の筋肉を触りながら、
「寂しい、悔しい、悲しい、嫌いだー」などの感情を患者さんに口に出して、吐き出させてあげると、コリがスッと消え、首の痛みも完全に取れたというお話でした。
実際に研修中に自分たちでも感情を声に出しながら、鎖骨の下の胸の筋肉(左側が多い)を触っていると、確かにコリが消えたりします。
よく「胸のうちにしまっておく」という言葉があるように感情が胸のうちに隠されていて、それがコリとなって現れることもあるそうです。
治療は、からだ、動きだけを見ていてはダメなんですねー。
想や、食、息、環境などもとても重要です。
たまには自分の感情を口に出して言ってあげてもいいんですよ。