一般的にはリウマチは、治らない病気のように言われていますが、
東洋医学では、リウマチのことを「水毒」といって、
体の内の流れが滞っていることを意味します。
関節が変形してしまていると、その変形は元には戻るのは難しいですが、
からだのバランスを整えることで、
「痛みを緩和させたり」
「進行を抑えたり」
「症状の改善」
には、とても効果があります。
特に痛みをともなわない、優しくて、気持ちの良い操体法は、リウマチには自信を持ってお勧めいたします。
以下実際のリウマチ患者さまの症例レポートです。
本日は20代からのリウマチで、手や肘、膝などの関節が変形していて、
そして8年ほど前から左膝が真っ直ぐに伸びず、
最近ではその痛みで寝られなかったり、歩けない
とお困りの60代女性の症例です。
カイロプラクティックや整骨院にも20数年通っているそうです。
ご縁があり、王子堂にご来院していただけたのが、先月半ばでした。
お忙しくされていて、今日約1ヶ月ぶりのご来院で、まずお話をお聞きすると、
「あれから左膝が伸びるようになったんです!!」
とお喜びの様子(^-^)
しかし、もともと痛かった左膝をかばって無理していた反対の右膝が痛く、
そして今朝からは腰も痛むとのことでした。
前回同様、カチカチに固まったふくらはぎを「はがし」で緩め、
「つま先上げ操法」
「腕から肩甲骨帯への連動を使った操体法」
で全身のバランスを整えました。
そしてゆっくりと立ち上がって歩いていただくと、
「膝の曲げ伸ばしがスムーズで楽になりました♪」
「痛みも取れました!」
と喜んでいただけました。
痛みの激しいリウマチにも、操体法の優しい気持ちいい施術はとても有効です♪