反り腰
こんばんは!王子堂の王子真史です。
今日は、「反り腰」で、冷えと、最近は下半身太りがお悩みの30代女性の患者さまの症例です。
「反り腰」とは骨盤が前に傾いていて、腰が反っている状態です。
壁にもたれて、腰に手のひら1枚入ると「反り腰」の目安になります。
反り腰だと、身体のバランスを崩しやすく、腰を痛めやすかったり、肩こり、頭痛など、様々な不調の原因になります。
また、身体の中の流れが悪くなり、むくみや冷えなども出やすいです。
この方に聞くと、ヒールをよく履くそうなので、その影響も大きそうですね。
よく、反り腰だと、腰ばかりを意識したり、胸を張ったりなどしまいがちですが、
その結果無理な姿勢をとってしまい、さらにバランスを崩してしまっているケースもよくあります。
また、最近では、腹筋、背筋を鍛えれば良いとテレビや雑誌で紹介され、さらに症状を悪化させている場合もよくあります。
この方も、また「そり腰」だと言われ、
知人からおヘソの下に力を入れると良いと聞いて試しているそうです。
「それもイイですけど、カラダ全体のバランスが整えば、無理しなくても、意識せず反り腰じゃなくなりますよ〜♪」
とお伝えし、
まず体の土台である、ふくらはぎを緩めて、
それから「つま先上げ操法」、
仕事でよく腕を使うということで、「腕から肩甲骨、背骨をつなげるための操体法」をして、
再び立っていただくと、
「さっきより綺麗に真っ直ぐ立てているではありませんか!!」
意識せずに♪
カラダは全部繋がっているんです。
気持ちよく動けばカラダは全部つながり、
歪みは整い、バランスが整うのです。
それが操体法なのです(^-^)