大切なカンのお話

こんばんは!王子堂の王子真史です。

 

今日は「大切なカン(原始感覚)」のお話。
ふつう生物はカンが働くから、自分のからだに合った行動をとったり、食物をとったりします。
人間は進化するにしたがってカンが鈍ってきました。
知識は発達したけれどもカンが鈍ってきたので、世の中が混乱しているのです。

あらゆる生物はカンで生きています。
例えばトウモロコシ。
トウモロコシのような食物でも、今年は風が強いと思ったら根の張り方を変えます。これは自然に対する反応ですが、カンに通じるものです。
人間のからだにも同じようなことはあります。
例えば、神経痛の患者さまは、その痛みによって天気を当てます。
神経痛は低気圧がくると調子が悪くなるわけで、人間の体もこうした自然界の変化の中でいろいろな作用を受け、それに反応しながら生きているのです。
それが感覚でありカンですが、知識が発達することでカンが磨かれなくなり、
感覚が退化し、知識に頼らなければ生きられなくなってしまいます。
しかし、知識だけに頼ってでは健康な生活は送れません。

感覚やカンを磨き、からだの変化を早くキャッチすることが大切です。
それができなければ、バランスの崩れは感じられず、からだが元に戻ろうとする働きをしないことになり、

さらに歪みが進むことになってしまいます。
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「万病を治せる妙療法 操体法」橋本敬三著より

 

それに気づける感覚やカンを磨くための「操体法」です。

たまには、頭を休めて、カン(感覚)にしたがって生きてみましょう(^-^)

 

私はカンにしたがって、只今ケンタッキーを食べ、これから夜の患者さまの施術に備えます♪

 

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