あぐらがかけない

王子堂では、「症状・病名」に捉われない施術を心がけています。

当院では、初回時に、あなたが抱えているツライ症状や病名についてお聞きします。

しかし、当院では、

「身体はバラバラで存在するものでなく、筋肉や関節で相互に連絡しており、

それゆえに全身のゆがみの結果として、肩こりや偏頭痛、慢性腰痛という自覚症状として現れてくる。」

と考えています。

肩は肩だけ、腰は腰だけという部分的な治療はせず、常に全身の筋肉バランスを考えて、身体全体を調整します。

つまり、部分的な症状・病名に捉われず、常に患部と全身のバランスを関連付けて、

全身のバランスを整えるということを心がけています。

全身の筋肉バランスが整うことで、結果的に今まで悩み続けていた長年のツライ症状が軽減するようです。

本来症状別にアドバイスすることは、部分的な考え方に陥りやすので避けたいのですが、

王子堂での症状別・病名別の捉え方、考え方を大まかにですが、お話させていただきます。

以下の文章が患者さまのこれからの健康生活にお役立てていただければ幸いです。

 

 

 

膝が悪くて通院する60代女性。通院当初は、まだ60代というのに、杖を使わないと歩けない状態でしたが、

今ではしゃがむことも、正座することはもちろん、杖さえ不要になっています。

「先生、歩くことも、しゃがむことも、正座するのも、自由にできるようになったんですけど、あぐらだけは、まだ出来ません。」

と言います。どう悪いのかと聞くと、

「左ひざはいいんですけど、右膝の膝頭がキーンと痛むんです」

とのこと。

仰向けに寝ていただいて、右足の第2趾をゆびの付け根から爪先まで、しっかり調べてみると、

第2関節の内側にゴマ粒大の硬結(硬いところ)がありました。

そこをほぐしていくと、「痛い!頭のテッペンまで痛みが走るそうです」

そのままほぐしていると、だんだん痛みも取れ、硬かった部分も柔らかくなるました。

次は、そのゆびを持ったまま、「右足全体を自分の方にゆっくりと引いてみてください。」

「引きやすいように、お尻も、腰も、背中も動いていいから、ゆっくりですよー。」

からだ全体が気持ちよさそうに動いていきます。

全身で気持ちよさを味わった後は、全身の力をゆっくり抜いてもらい、

起きてあぐらをかいてみると、「痛みが消えています。」

遠回りに見えても、構造(つくり)の土台を見るのが近道、「急がば回れ」なのです。

 

 

 

 

 

 

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